中村 しんじ

ナチュラルダンステアトル主宰
演出家 振付家 舞踊家

学生時代に舞踊家の本田重春、サトウノリエの元でモダンダンスを始め19歳に渡欧。モーリス・ベジャール主宰 ベルギー国立舞踊学校ムードラ(現在のスイス舞踊学校ルードラ) を卒業し、振付家のミーシャ・ヴァン・ノック主宰『ロンソンブルバレエ団』(ダンステアトル/演劇舞踊の舞台を制作し、振付家のマギー・マラン、アン・テレサなど輩出するダンス・カンパニー) に入団。7年間ヨーロッパでダンサーとして活動を経て帰国。ダンステアトルの舞台上演に意図を持って、1991年に自らダンス・カンパニー『ナチュラルダンステアトル』を設立。

宮本亜門ミュージカル(イッヒ ヴィン ヴァイル)、名倉加代子公演、劇団ひまわりミュージカル(家なき子)など客演。東京藝術大学オペラ(オルフェウス)、スペイン舞踊 長嶺ヤス子の振付など手掛け、舞台演出家、振付家、舞踊家として活動。

1998年「ありす」、2000年「PINOCCHIO」、2003年「東京ダンスホール」、2005年「さーかす」(演出)等、新国立劇場委託公演を経て、2008年に北米の2大ダンスフェスティバルと言われる ジェイコブズピロー・ダンス・フェスティバル と アメリカン・ダンス・フェスティバルの北米2大ダンスフェスティバルを同時ツアー、翌年ドイツ4都市を巡回公演し、国際芸術交流へと発展。2008年より文化庁事業を委託(学校巡回公演)。2012年に株式会社ナチュラルダンステアトルを設立。

1996年 音楽新聞 村松賞
     社団法人現代舞踊協会 ベストダンサー賞
1998年 98’私が選んだ邦人作品ベスト3 第1位
2000年 社団法人現代舞踊協会 江口隆哉賞
2006年 芸術選奨文部科学大臣賞